In Vogue: An Illustrated History of the World's Most Famous Fashion Magazine洋書世界で最も影響力のある雑誌『イン・ヴォーグ』の歴史を魅力的に紹介。 エドワード・スタイケン、トニ・フリッセル、エルヴィン・ブルーメンフェルドから、アーヴィング・ペン、リチャード・アヴェドン、デイヴィッド・ベイリー、ヘルムート・ニュートン、アニー・リーボヴィッツ、マリオ・テスティーノ、スティーブン・クライン、ブルース・ウェバー、ハーブ・リッツまで、20世紀を代表するアーティスト、カバーイラストレーター、フォトグラファーの作品を掲載。 1909年、起業家精神旺盛なニューヨーカー、コンデ・ナストは、経営難に陥っていた社会誌の責任者となり、20世紀で最も華やかなファッション誌へと変貌させた。 ヴォーグ』では、19世紀後半の社交誌としての始まりから、20世紀半ばのモダンなファッション写真と新しいビジュアルの探求、そして今日のトップスタイル誌としての地位まで、このメディアの巨体の歴史、発展、影響力をたどっている。 本書は、ランウェイから編集会議、ヴォーグの誌面まで、雑誌の成り立ちを解説している。徹底的に調査されたストーリーには、トルーマン・カポーティ、オルダス・ハクスリー、リチャード・バートン、フェデリコ・フェリーニ、マルチェロ・マストロヤンニなど、多くの世界的に著名な作家による、一人称の証言、編集者や写真家へのインタビュー、雑誌に書かれた記事の抜粋が盛り込まれている。 他に類を見ない広範な図版で構成された『In Vogue』は、文化、芸術、ファッション、写真、メディアをテーマとする最も重要な出版物のひとつとなるに違いない。